気軽にお仕事を始められることが売りのチャットレディですが、では反対に辞めたくなった時はどうなのでしょうか?
対面でこそありませんが水商売の一種になりますし、簡単には辞められなかったりするのかな?と不安に思ってチャットレディを始めるのを躊躇している女の子もいるのではないでしょうか。
結論から言うと悪徳事務所でもない限り、チャットレディはむしろ普通の会社やアルバイトよりも簡単に辞めることができます。
ここからは、チャットレディの退職についてと、悪徳事務所とトラブルになってしまった場合の対処法について解説していきます。
運営会社と直接契約の場合
事務所に所属するのではなくて個人でサイトの運営会社と契約している場合は、メールや電話等で退職の意思を伝えたり、HPでアカウントを削除したら退職完了!というパターンが多いです。
「いつか再開するかも?」という場合はアカウントを残したまま、特に手続きせずに放置するという方法もあります
これは、通販サイトで買い物しなくなってもアカウントの削除まではしない感覚に近いものがあります。
ただ、自分のアカウントが残り続けるのはイヤという女の子も多いでしょうから、復帰するつもりがないのであればきちんと削除手続きした方がよいでしょう。
事務所に所属しているのであれば、放置はいわゆるバックレになるのでやめましょう!
(参考)DXLIVE
アダルトチャットの代表格であるDXLIVEでは、辞めたくなったらメールフォームや電話でいつでも退会することができます。
その後、未精算の報酬が残っている場合は、近日中に支払われた後に完全に退職手続き完了になります。
あわせて読みたい
事務所(代理店)に所属している場合
事務所に所属している場合でも、退職の意思を電話等で伝えれば簡単に辞めることができます。
ただし、事務所は女の子のサポートのためにスタッフを雇っていたり、それ以外にも配信スタジオ運営などの経費がかかっていたりしますので、退職の理由を聞かれたり引き留めにあったりということもあります。
ただし、これは普通のお仕事でもよくある引き留めと変わりませんので、悪徳事務所でもなければ退職が妨げられるというほどのことではありません。
(参考)GTM(FANZAライブチャット)
国内最大手のFANZAライブチャットの正規代理店であるGTMは、メールや電話で退職したいですと連絡すればすぐに辞めることができます。
ただし、スタジオに通勤している場合は通勤先ごとの手続きがありますので、スタッフに連絡して退職の流れを確認してください。
あわせて読みたい
悪徳事務所とトラブルになった場合
損害賠償を請求されたら
悪質な事務所だと「辞めるなら損害賠償を請求するぞ!」と言ってくることがあります。
ですが、退職者に違約金を払わせることは、労働基準法第16条(使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない)で禁止されていますので、そんなものを払う必要はありません。
注意!
違法であるにもかかわらず「裁判を起こすぞ!」とハッタリで脅してくることもありますので、何かあった時のためにメールや電話の録音などを証拠として残しておいて、あまりにしつこい場合は、その証拠をもって労働基準監督署や弁護士に相談しましょう。
自宅に行くぞと脅されたら
こんなことを言われるとすごく怖くなってしまいますが、退職しようとするチャットレディ1人のためにわざわざ自宅までスタッフが来ることはまずあり得ません。
なぜなら、このようなことをしても警察に通報されれば一発ですし、そのような行為は事務所にとってリスクでしかないからです。
そして、やっぱりこのような脅迫をされた場合は、その証拠をしっかりとデータに残しておくようにしましょう。
給料を払わないと言われたら
これは非常にめんどくさいパターンになります。
なぜなら、これは他の脅迫と違って事務所に内容証明を送ったり弁護士に相談したりといったアクションをこちらから起こさないと解決しない問題だからです。
残念ながら
違約金の請求と同じで労働基準監督署や弁護士といった法律のプロに相談すれば解決できるトラブルではあるのですが、手間や時間と支払われない金額を比較した結果、泣き寝入りしてしまう女の子もいます。
まとめ
チャットレディはメールや電話で退職の意思を伝えるだけで、普通の仕事よりもはるかに楽に辞めることができます。
また、いざこざが起きるのは基本的に悪徳事務所に所属した場合だけですので、とにかくよくわからないサイトや事務所を利用しないことが一番の対策になります。
もしも、悪徳事務所から脅迫などがあった場合も、法律はこちらの味方であるということを覚えておいて、必要以上におびえたり相手の言われるがままに従わないようにしましょう。