チャットレディに必要なパソコンのスペックはどれくらい？

パソコンでチャットレディを始めることを決めたものの、

どれくらいの性能のパソコンを買えばいいの？
今持っているパソコンのスペックで足りるの？

と思っている女の子は多いのではないでしょうか。

結論から言ってしまうと、よほどの安物や古いPCを使わなければ、チャットレディとして働くのに困ることはほとんどありません。

ですので、パソコンにお金をかけすぎるくらいなら、Webカメラやマイク、照明などにお金をかけた方がいいでしょう。

とはいえ、推奨されるスペックはありますので、そちらについて確認していきましょう。

OS

OSとはパソコンを動かすための基本となるソフトウェアのことで、要は「Windows」か「Mac」かみたいなことです。

これ以外にも「Chrome OS」などのOSがありますが、WindowsとMac以外での動作を保証しているサイトは基本的にはありません。

WindowsやMacでも極端に古いものだと動作保証はされておらず、以下のバージョンが推奨されています。

Windows 8.1 / 10
MacOS Catalina (10.15) 以上

まぁ、まだWindows7を使っている人はかなり少ないでしょうし、Macは無料で最新版に更新できますので、ここはほとんどの人がクリアしているでしょう。

CPU

CPUとはパソコンの頭脳に当たる部分で、この性能が高いほどあらゆる作業の処理スピードが速くなります。

CPUはインテル製のものが全体の8割ほどのシェアを占めていますので、CPUに求められるスペックを考えるときは「インテルの〇〇以上」と表されることが多いです。

インテルCPUの型番の見方

パソコンのスペックを眺めると、インテルのCPUであれば「Core i7-9700K」や「Core i5-7600K」などと書かれているかと思います。

まず最初に確認したいのが「一番後ろに並んでいる数字の先頭部分」になります。

インテルのCPUは新製品が開発されるたびに「第〇世代」という呼ばれ方をしているのですが、その世代数を表すのがこの数字になります。

この世代数が新しいほど高性能になりますので、例えば
【Core i7-9700K　＞ Core i7-8700K】ということになります。

また、同世代のCPUを比べるとiの後ろの数字が大きいほど高性能になります。

ということで、インテルCPUの型番と性能の関係は以下のようになります。

	高　　　　　　　　→　　　　　　　　低
高 ↓ 低	Core i9-10900K	Core i7-10700K	Core i5-10600K
Core i9-9900K	Core i7-9700K	Core i5-9600K
製品ナシ	Core i7-8700K	Core i5-8600K

高　　　　　　　　→　　　　　　　　低

高

↓

低

Core i9-10900K

Core i7-10700K

Core i5-10600K

Core i9-9900K

Core i7-9700K

Core i5-9600K

製品ナシ

Core i7-8700K

Core i5-8600K

「何世代か前のi7」と「最新のi5」だと最新のi5の方が性能がよかったりしますので、通販などで世代数が書かれていないパソコンには注意しましょう！

必要スペック

チャットレディとして働くためのパソコンであれば、インテルの第7世代以降が積んであれば十分でしょう。

インテル以外のCPUの場合は、そのCPUはインテルでいうとどのくらいの性能になるかをググって比較してみましょう。簡単に検索ヒットするはずです。

ちなみに

OSをWindows11にアップグレードする予定なのであれば第8世代以降のインテルが無難ですが、まだしばらくは考えなくてもよいでしょう。

メモリ

パソコンが作業をするときの「机の広さ」や「手の数」と例えられることが多いのがこのメモリです。

メモリの性能は「4GB」や「8GB」といった数字であらわされて、この数字が大きいほどパソコンが同時にできる作業が多くなることを意味します。

CPUがいいものでもメモリがしょぼいと、処理速度は速いけど同時にできる作業が少なくなってしまいます。

4GB	ネットやちょっとした作業なら十分
8GB	平均的なスペック
16GB	ゲームや動画編集などが不自由なくできる

必要スペック

チャットレディをするときは他のアプリは切るようにしておけば、メモリは4GBでも問題なく配信できるとは思います。

ただし、今だと8GBのパソコンでも安く手に入りますので、あえて不安の残る4GBのパソコンを選ぶことはお勧めしません

ストレージ

ストレージとは音楽や動画、アプリなどのデータの保存場所のことで、これが大きいほどたくさんのデータを保存することができます。（500GBや1TBなど）

ストレージが大きいからといってパソコンの能力が上がるということではないのですが、容量を使いすぎるとパソコンの動きが重くなってしまいます。

チャットレディに使うパソコンであれば、250GBのストレージで半分くらい空けておけば問題ありません。

HDDで十分

パソコンのストレージは容量の違いだけでなく、そもそもの構造が違う「HDD」と「SSD」という2種類が存在します。

細かいことは気にせずに簡単に言ってしまうと「SSDの方が性能は良いが値段も高い」と思ってもらえれば大丈夫です。

チャットレディとしてのパソコンであればHDDで十分なので、「よくわからないけど高性能だからSSDにする！」というのは、無駄遣いになる可能性が高いです

（番外編）回線速度

これはパソコンのスペックではなく自宅のネット環境次第になるのですが、ある程度の回線速度がないと映像がぶつ切りになったりして快適な配信をすることができません。

ダウンロードとアップロードともに安定して10Mbs程度の回線速度があれば、どのサイトでも問題なく配信できるでしょう。

ちなみに

Wi-Fi環境は有線接続に比べて通信が安定しないので、速度が十分出ているとしても有線でのインターネット接続が推奨されています。

チェック方法

「スピードテスト」でググると、回線速度をチェックできるサイトがすぐにたくさん見つかります。

その中でも特に簡単でおススメなのが「Speedtest by Ookla」で、サイトにアクセスして「GO」のボタンを押すだけで通信速度を測定することができます。

「Speedtest by Ookla」で通信速度を測定する

まとめ

チャットレディで使うパソコンにはそれほど高いスペックは要求されませんので、他にもいろいろとパソコンを使った作業をする予定がないのであれば、あまり高いものを購入する必要はありません。

とはいえ、よくわからないままに安物を購入してうまく配信できないとなるともったいないですので、推奨されるスペックについては把握しておくようにしましょう。