チャットレディとして活動していくのであれば、残念ながらいわゆる「クソ客」との遭遇を完全に避けることはできません。
ただし、不幸中の幸いでチャットレディのお仕事は
- 対面の接客ではない
- 女の子が客を選ぶことができる(キック機能等)
という特徴がありますので、一般的な接客業よりは取れる対処法が多くあります。
ここでは、ライブチャットに出没するクソ客のタイプとそんなクソ客への対処法をご紹介していきます。
タイプ別クソ客
出会い厨
ライブチャットと出会い系を混同しているような男性客は一定の割合で存在します。
(実際そういうサービスがあるのも原因ですが…)
このタイプのクソ客は「LINE交換しよ」や「電話番号教えて」などと、しつこく女の子の情報を聞き出そうとしてきます。
出会い厨は特にノンアダルトチャットに多く、その場で性的欲求を満たせるアダルトチャットでは意外と少なくなります
暴言・セクハラタイプ
お金を払っていることで優位に立っていると考える男性の中には、暴言やセクハラを平気でしてくる人がいます。
これは、お客さんという立場を利用して女の子が不快になるような言動を繰り返す、非常に不快指数が高めのクソ客です。
セクハラ客で結構多いのが、男性器を画面に映してくるタイプのクソ客です
ガチ恋タイプ
これも、どちらかといえばノンアダルトに多いのですが、まれに女の子に本気で恋をしてしまう男性もいらっしゃいます。
ただ、疑似恋愛を楽しんでもらうのがチャットレディのお仕事ですし、こういったお客さんはいわゆる「太客」になってくれる可能性が高いので、一概にクソ客とも言い切れないのも事実です。
注意!
もしも偏執的でストーカー気質のお客さんに好かれてしまうと厄介なトラブルに発展しかねませんので、ガチ恋勢をあおって稼ぐのもやりすぎには注意しないといけません。
即脱ぎ要求タイプ(アダルトチャット)
場の空気が読めていないのか1円でも無駄にしたくないのか、ろくに会話も楽しまずに「服脱いでよ」「オナニー見せてよ」と要求してくるクソ客です。
目的に向かって一直線なのは構いませんが、このタイプの男性はまともにコミュニケーションを取ろうとしない人が多いため、非常に扱いにくくやっかいです。
アダルト強要(ノンアダルトチャット)
ノンアダルトのライブチャットを利用しているにもかかわらず、ワンチャン狙いなのか何なのかアダルトなサービスを要求してくるクソ客です。
アダルトなサービスをしていない女の子にこそ、なんとかエッチな要求を通したいと考える男性は結構多くいるため、ノンアダルトライブチャットで活動していくうえで、このタイプのクソ客と一切遭遇しないことは100%できないと言っていいでしょう。
クソ客への対処方法
無視する
これが一番労力を使わずにできて、コスパのいいクソ客への対応になります。
男性が何か言ってきたとしても
- 聞こえないふり・無視を決め込む
- イヤホンを外してしまう(パーティチャットでは難しい)
などの対応で、一切相手にしないようにしましょう。
あなたが何の反応も示さないのに諦めない男性に対しては「毎分ポイントを使ってもらってご苦労様です♡」と、心の中でほくそ笑んでやりましょう(言葉が悪い笑)
うまくいなす・はぐらかす
クソ客からの要求や暴言をいなしたりはぐらかしつつ、ポイントだけはたっぷり使わせるという方法です。
これにはある程度のテクニックが必要になるので簡単ではありませんが、たくさん稼いでいる女の子たちはこれが非常に上手です。
出会い厨に連絡先を聞かれたときに「もっと仲良くなってからね」と言って引っ張ったりするのが一例ですが、実際はこんなにわかりやすいパターンばかりではないでしょう。
セクハラや暴言に対しては「いい感じに気持ちよくなってもらう返答」、アダルト要求には「ワンチャンを期待させる対応」が有効ですが、そのさじ加減は男性一人一人で全然違いますので、これにはそれなりの経験が必要になってきます。
この対処法はクソ客に困っている女の子というよりは、稼ぐためにはクソ客も利用するという中級者以上のためのテクニックといえます
明確に拒絶する
「クソ客はまともに相手しないけど、報酬はしっかりGET!」と考えられるしたたかさはチャットレディで稼いでいくうえで大事な素養ですが、それが難しいという女の子もいるでしょう。
そういった場合は、相手の要求を明確に拒絶してしまいましょう。
お客さん相手には強気に出られないことを利用して女性に無理な要求をするクソ客の中には、実は気が小さくて女の子に強く来られるとおとなしくなってしまう男性も珍しくありません。
そうでなくでも、強気に拒絶してくる女の子に何かを要求したりセクハラしたりを続けるのはお金の無駄ですので、男性が「もういいや」となって退出するのを待てばいいでしょう。
そして、出ていくまでの間は「さっさと諦めればいいのに、明日のランチがまた豪華になるわ♡」とでも考えておきましょう。
チャット終了後にブロック
ライブチャットでは女の子の側から男性客をブロックしてチャットに入れなくすることができますので、「こいつクソ客だなぁ」「もう来てほしくないなぁ」と思ったら、チャット終了後にブロックしてしまいましょう。
耐えきれなければキック機能を使う
「クソ客も金づるとして利用してしまえ」精神は大事ですが、チャット中にこれ以上この人を相手するのは精神的によくないなと判断したら、キック機能を使ってクソ客をチャットから追い出してしまいましょう。
身バレ対応はしっかりする
ここまでご説明してきました通り、クソ客に対しては「無視する」「拒絶する」という意思をハッキリ示すのが一番なのですが、こういった毅然とした態度は身バレ対策がしっかりしているからこそとれるものです。
あなたの塩対応に腹を立てて「こいつ!特定してやる!」となる男性はほぼいないでしょうが、ガチ恋勢の中にはそんな人もいるやもしれませんからね。
「身バレ対策はばっちりである!」という自信があればこそ、クソ客に必要以上におびえたりせずにお仕事を続けることができます
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(番外編)クソ客を気にしない・自分のせいと思わない
これはクソ客への対応というよりは心の持ち方の話になるのですが、クソ客について必要以上に深く考えないようにしましょう。
- どうしてこんな目に合わないといけないんだろう…
- なんで私のチャットはクソ客がよく来るんだろう…
などという考えはメンタルを病むだけですのでよくありません。
クソ客なんて、そのほとんどが俯瞰してみると「ただのちょっと変な人」でしかありませんし、別にあなたのチャットに限らずどこにでもいるものです。
とにかく、そんな人たちのせいであなたが傷つく必要なんて一切ありません!
NGの対処方法
言うことを聞いてしまう
クソ客相手の対応で一番よくないのが相手の要求を呑んでしまうことです。
「大事なお客さんだし…」「断ったらもう来てくれなくなるかな…」と考えて、言うことを聞いてしまう女の子がいますが、これはよくありません。
例えば出会い厨にLINEを教えたところで、まず間違いなく2度とチャットには来てくれなくなります。
ライブチャットは地域密着のお仕事でも何でもなく、全国に数えきれないほどたくさんのお客さんがいますので、クソ客に気をつかいすぎるのはハッキリと時間の無駄遣いです。
ノンアダルトチャットでアダルトなリクエストにこたえるのも、要求がどんどんエスカレートしたり、アダルト要求が通るサイトだと広まる可能性もありますので絶対にダメです!
けんか腰になる
クソ客に腹を立ててけんか腰に対応してしまうのは完全にエネルギーの無駄遣いなのでお勧めできません。
声を荒げることで自分が怒っているという事実をより強く意識してしまい、負の感情の連鎖に陥ってしまうことはライブチャットに限らずよくあることです。
また、こちらが怒りをあらわにするとすぐ退出する男性が多いですので、
- 報酬は手に入らない
- ストレスを発散する前に出て行かれる
となってしまい、何もいいことがありません。
まとめ
クソ客と遭遇してしまったときには「なんだこのイタい男は?」「また1分経ったけど、この人何ポイント使うつもりなんだろう?」くらいに思っておいて、お金だけちゃっかりいただいてしまいましょう。
それが難しい場合には、「ブロック機能」や「キック機能」を利用することで、クソ客とはバイバイしてしまいましょう。
とにかくクソ客について深刻に考えてしまうことが精神衛生上一番よくありませんので、クソ客なんかとはまじめに向き合わないようにしましょう。
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